2019年3月26日火曜日

3.11を忘れない・・・つながる

【YMCAとつか保育園 東日本大震災復興支援ファミリーチャリティーイベントのご報告】

 3月10日(日)JR戸塚駅ペデストリアンデッキにて東日本大震災復興支援として、ファミリーチャリティーイベントが行われました。
 YMCAとつか保育園、YMCA山手台アルク保育園、YMCA東とつか保育園、YMCAいずみ保育園の4園の子どもたちが参加し、それぞれの園のオリジナルのすずめ踊りを披露しました。
  
今年も仙台から”まつり宝山”の皆さんが、すずめ踊りを披露してくださいました。

 YMCAとつか保育園のお友だちも、たくさんのお客さんの前で元気いっぱいにすずめ踊りを踊りました。

少しドキドキした様子の子どもたち。
「それ それ!」
小さいお友だちも参加し、とても楽しく踊りました!
「おっとっと」「おっとっと」
 東日本大震災3・11から8年が経ちました。私たちは、このようなイベントを通して、震災を覚えると共に、子どもたちと自分の命を守るにはどうしたらいいかを一緒に考えたり、復興までにたくさんの時間がかかることを子どもたちに伝えたいと思います。
 みんなの人を思いやる温かい気持ちが、被災地の人に届いたらいいなと思います。
 
 街頭募金は、¥48793円集まりました。これは、いわき市の子どもたちの招待キャンプのために使われます。ありがとうございました。


YMCAとつか保育園 宮下 紗緒理


2019年3月23日土曜日

ぞうぐみさん、卒園おめでとう!!

【5歳児 卒園式のご報告】 YMCAとつか保育園

 3月16日(土)に湘南とつかYMCAにてYMCAとつか保育園5歳児の卒園式を行いました。当日は28名全員出席し、凛々しい姿を見せてくれました。
 式では一人一人名前を呼ばれ、園長から卒園証書を受け取りがっちりと握手を交わしました。そして、「大きくなったら〇〇になりたいです。」と夢を堂々と発表する姿に成長を感じました。

 「保育園の思い出」では子どもたちが一人一人楽しかった思い出を考え季節ごとに発表していきました。子どもたちが思い出を言うたびに私たちもその時の場面が思い浮かびます。そして、大きくなった姿を見た保護者の皆さんの目には涙が浮かび、私たちも自然と涙が浮かびました。




 6年間保護者の皆さんと一緒に成長を見守ってきた子どもたちの姿をこうして卒園式で見ることができとても感動した式となりました。




 保育園での生活を終え小学校に行っても、卒園児としてまた第二の家である保育園に帰ってきてくれる日を楽しみにしたいと思います。


                     YMCAとつか保育園 高橋 佳苗

「遊び」って生きること。

YMCAとつか乳児保育園 3月の保育のご報告】

 桜のつぼみが膨らみ、春の訪れを感じる季節となりました。
保育園では、小さなつぼみのような子どもたちの元気な声が今日も飛び交っています。
3月の保育では、子どもたちの遊びの様子をいくつか紹介したいと思います。

これは何でしょう?



子どもたちの大好きな映画のキャラクターを磁石のおもちゃで作ったようです。
「雪だるまとお城だよ」と教えてくれました。よく見ると雪だるまの鼻がにんじんに見えますね。


次は何を作ったのでしょうか?


おにぎりかな?いいえ、おにぎりではないのです。
正解は餃子でした。「出来立てだから熱いよ!」と言ってせっせと作ります。


これは何をしているのでしょうか?


どうやらパーティーで食べるご飯を作っていたようです。
野菜を水で洗うふりをしたり、「トントントン」と言って、切る真似をしてごちそうを作っていました。おもちゃで作ったご飯も自然と本物に見えてきそうですね。

最後にこれは何を作っている写真でしょうか?




なんと地下鉄でした。床に寝ころび、「パーン!」と言い、電車の音を再現しているのです。「こっちが1番線で、こっちが2番線!」と、具体的な構造ができているようです。
よく見るとレゴブロックをさかさまにして地下鉄を作っているようです。子どもたちの柔軟な発想を見た時に、「こういう遊びをするおもちゃだよ」「こうやって遊ぶんだよ」と決めているのは大人なのかもしれない・・・と改めて感じました。
一番下の写真は、1歳・2歳・3歳の友だちが ”電車好き” の心を通わせ、自然と仲良く遊んでいる姿です。

振り返れば子どもたちの遊びの変化や独創的な発想に驚かされる1年間でした。遊びを通して沢山のことを学び、心豊かに成長する子どもたちをこれからも見守っていきたいと思います。

YMCAとつか乳児保育園   笹川 美凪

YMCAとつか乳児保育園      

2019年3月20日水曜日

イチジクの木を植えました!

YMCAとつか保育園 ぞうぐみ 記念植樹のご報告】

卒園式で紹介されたイチジクの木を早速、ぞうぐみのみんなと園庭裏に植えました。

園庭の木々を管理してくださっている暖壇(だんだん)さんのご指導の下、
土をかぶせるところからいざ開始!
ひとりずつシャベルを持参して、大盛いっぱいの土を順番にかけると
「そろそろかな~」の暖壇さんの声。


次はどうするのー?の声を聞きながら、何やらイチジクの木の周りを
ドーナツ状に掘り起こし・・・
「お水がたくさん必要だから持ってきて!」
子どもたちはせっせとジョーロに水を入れて、どんどん注いでいきます。
入れても入れても溢れなかった水が、少しずつドーナツに溜まってくると
作業は終了。



●実りは6~8月にあること
●水やりは週2回すること
●時々様子を見に来てあげてほしいこと

を話してくださいました。

果実が実る時にはぞうぐみは小学生。少しずつ学校生活にも慣れて
楽しんでいる時期だと思います。
そんな小学校生活の話を是非、保育園に遊びに来てして欲しいなと
思います。
そして、遊びに来るひとつのきっかけとしてこの記念樹がいつまでも
元気に、子どもたちと共に大きく成長してくれることを願っています。

【YMCAとつか保育園 力丸 雄司】

2019年3月19日火曜日

お別れ散歩楽しかったね♫

YMCAとつか乳児保育園『お別れ散歩』のご報告



今年度も残すところわずかとなりました。


1年の子どもたちの成長に大きな喜びを感じる3月ではありますが、乳児保育園にとっては大きな別れもあります。
そらぐみ(2歳児)さんは今月で一度乳児保育園を卒園し、4月から連携園であるとつか保育園に進級したり、幼稚園に行くお友だちもいます。

そんなそらぐみさんとの思い出作りで毎年3月に“お別れ散歩”に出掛けています。子どもたちの大好きなYMCAバスに乗って、大好きな舞岡公園へ、1,2歳児全員と職員もたくさんで特別なお散歩の日を楽しみます。
バスで出発~!












今年は雨続きで天候が心配されましたが当日は快晴!絶好のお散歩日和でした。

舞岡公園での遊び場は、遊具はひとつもない広場です。
しかし、子どもたちは遊びを自然に見つけ広場を目一杯使いのびのびと遊びます。斜面を登ったり駆け降りたり、植え込みの影に隠れてお店屋さんごっこをしたり、宝物(小枝や小石)を集めたり……

木の枝いっぱい見つけた~!
お店屋さん

中でも今回大人気だったのは前日の雨で出来た大きな水たまり。
1歳児は水たまりを見つけるなり躊躇なく突進……「びちゃびちゃ~!」と言いながらかなりダイナミックに汚れていました…。そんな様子を見ていた2歳児は冷静に「汚れるのやだー」と言いながら誰ひとり入る子はなく、水たまりを使って釣りごっこ等を楽しんでいて、そんな姿にも成長を感じていたのですが…帰る頃になると急にスイッチが入り、ひとりが泥に飛び込むと次から次へ突入……結局最後は真っ黒になり帰ったのでした。
お家の方の事を思うと“靴が…”“洋服が……”との思いもよぎりましたが、子どもたちの“やってみたい”“おもしろそう”の思いを考えると止められず、思わず「思いっきりやっちゃえ~♪」と声をかけてしまう保育者でした。

水たまりかっけこ
びちゃびちゃ~!!

釣りごっこ
最後に入ったそらぐみ…


今年度も沢山お散歩に行き、様々な経験をしてきた子どもたち。自然の中で遊ぶ喜びを感じ、様々な自然物や生き物との出会いもありました。歩くことがやっとだった子どもたちも思う様に身体を動かせるようになり、色々な遊具に挑戦し、“出来た”喜びも感じました。毎日友だちと手を繋いで歩き、その中で会話をしたり公園でごっこ遊びをしたり、友だちと遊ぶ楽しさも知りました。子どもは“遊びの中から学ぶ”と言いますが、この1年間で沢山の学びを得たことは間違いありません。

元気な心と身体を与えてくれた神さまに感謝します。(讃美歌『ありがとう』の中に出てくる言葉です。)
来年も沢山の経験が子どもたちを大きくしてくれます様に…。

                           YMCAとつか乳児保育園 直井頌子

2019年3月15日金曜日

今年度最後のお誕生会をしました。

【YMCAとつか乳児保育園誕生会のご報告】
3月生まれの子にとっては待ちに待った誕生会。2歳児そらぐみの子は、朝から「今日は誕生会!!」ととびきりの笑顔で登園してきてくれました。
誕生会の最初には静かな心で前奏を聴きます。
手を胸に当て、目を瞑る子どもたちの姿を見ると、一年でこんなに成長したのだなと、感慨深い気持ちになりました。
       
毎月の誕生会には、園長先生がウクレレやオカリナなどの楽器を弾いてくれます。今回は、「幸せなら手をたたこう」を演奏してくださいました。
馴染みのある曲に子どもたちはにっこり!!途中、嬉しい時は?悲しい時は?とオリジナルの歌詞を子どもたちと考えると、「にこにこするよ」「こんな顔!!」といろいろな声が聞かれました。

みんなで歌を歌って気持ちが一つになった後は、3月生まれの誕生児をお祝いしました。
       
前に出て、恥ずかしそうな、誇らしげな表情の子どもたち。カードを渡してもらうと嬉しそうに眺めていました。
今回は地域の子も1人来てくれて、一緒にお祝いをしました。
      
 
誕生会の出し物は、2歳児そらぐみさんが中心となって「パプリカ」のダンスをしました。
少し前からこの「パプリカ」ダンスが大好きな子どもたち。口ずさみながら踊る姿がとても可愛く、誕生会でみんなに披露しようということになりました。
そらぐみが楽しく踊る姿を見ると周りのみんなも体を動かし始め、とても賑やかで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
     
子どもたちにとって年に一度の特別な日を一緒に祝えること、そして子どもたちの健やかな成長に感謝と喜びの気持ちでいっぱいです。
来年度も子どもたち一人一人の成長に寄り添い、素敵な誕生会を計画していきたいと思います。
                      YMCAとつか乳児保育園    榎 弥子

2019年3月12日火曜日

海までハイクに行ってきました!

【5歳児海までハイクのご報告】 YMCAとつか保育園

 3月1日(金)と3月5日(火)の2日間で5歳児が柏尾川から江ノ島まで歩く海までハイクを行いました。
散歩でよく行く柏尾川が海までつながっているのは本当?ということで、川沿いを歩き江ノ島を目指して出発しました。
行ってきまーす‼

 スタート地点は柏尾川の「さくら橋」です。小雨が降る中の出発となりましたが、江ノ島までの地図を一人一人持ちレインコートを着ての散歩はワクワク感や特別感でいっぱいです。



 橋が見えると地図と橋の名前を確認して「〇〇橋あった!」と明るい声が響きます。
チェックポイントの橋ではクイズを行い、少し難しい問題も友だちと相談し合ったりヒントを出し合うなど協力して答えを見つける姿がありました。正解するとシールをもらえ、地図の裏にあるシールラリーに貼り進め増えるたびに子どもたちの笑顔も増していきました。



 お昼ご飯は大船フラワーセンターで食べました。優しさがたっぷり詰まったおにぎりを食べ、その後もペースが崩れることもなく藤沢まで歩き1日目を終了しました。



 2日目は絶好のハイク日和となりました。電車で藤沢まで移動し、1日目のゴール地点からスタートしました。

ハイ、チーズ!

 藤沢では柏尾川が境川と合流し、川にいる鳥の種類の変化に気づく子どもたちです。たくさんいるゆりかもめを数えたり、鵜(う)を見て「あの鳥初めて見る。」と発見もありました。
太陽が当たりキラキラと反射する川を見て「花火みたいだね。」とかわいいつぶやきも聞かれました。



 歩き進め海が見えてくると疲れも忘れ自然と足早になり笑顔が光ります。海まで歩ききったたくましい姿の子どもたちはたくさんの発見を感じることができました。
 長い道のり、時にはくじけそうになった友だちに「一緒に手を繋ごう」と手を差し伸べたり、ペースを合わせたりと一緒に頑張っているからこそ励ましたり思いやる姿が見られました。


この2日観を通して仲間との絆がまた一段と強くなりました。

                          YMCAとつか保育園 増田亜美