2018年2月28日水曜日

いじめのない世界を願って

YMCAとつか保育園・ピンクシャツデー報告】
 2007年、カナダの中学生の男の子がピンクのシャツを着て学校に来たことでいじめが起きたことを知った同じ学校の高校の先輩が、ピンクのシャツを一緒に着ることでいじめを反対する行動を起こしました。それがきっかけで学校からいじめがなくなったという勇気ある行動を日本でも広めようと、YMCAもピンクシャツデーの取り組みを全国展開しています。
YMCAとつか保育園では、『2018年ピンクシャツデー』にあたり、各クラスでそれぞれのPRを行いました。今年は『ピンクシャツデー』についてのかわいい紙芝居が登場し、どうして『ピンクシャツデー』が広まってきたかを子どもたちにわかりやすく伝えることができました。
5歳児クラスで
4歳児クラスで
紙芝居のお話にみんな真剣!
  年々ピンクシャツデーにピンクの物を身に付けるという意味が浸透してきているようで、今日もたくさんの子どもたち、そして保護者の方々もピンク色の服等を身に付けて登園してくれました。
0歳児クラスで
一時保育クラスで
3歳児クラスで
また、今日は定期的に行われている『カフェ』とも重なり、保護者の皆さんにも『ピンクシャツデー』の紹介を改めてすることができました。
本日のカフェ

カフェのお客さんたち
保育園の子どもたちもこうした身近なキャンペーンを体験しながら、『いじめはいけないことなんだよ!』『みんな仲良くしようよ!』という気持ちが自然に育まれていくことを期待したいと思います。
2歳児クラスで
5歳児クラスで
今日は園内が温かいやさしいピンク色に包まれ、春のお訪れと一緒に、みんながやさしくなれる世界がこれからもどんどん広がることを心から願っています。
(YMCAとつか保育園 佐々木美智)


いじめのない社会を目指して

YMCAとつか乳児保育園 ピンクシャツデーのご報告】

今日はピンクシャツデーでした。

YMCAは社会全体がいじめに対して自分のこととして向き合ったり
当事者でない立場にいる人が傍観者にならないことが、いじめられている人を
救うきっかけになると考えています。
いじめ反対運動の一環として、シンボルであるピンク色のシャツや小物を身に付けて
過ごしました。また振り返るきっかけとして、<言われたら嬉しい言葉>
<言われたら悲しい言葉>を皆さんに書いていただき、貼り出しました。


小さな子どもたちにはまだまだ難しい話題ですが、
「お友だちに意地悪したら悲しいね」「困っている人が居たら助けてあげる」など
日常の生活の中で少しでも意識して友だちと関われるよう話し、一日も早く全ての
人たちが本当の自分を認めてもらいながら生活できる日が来るようお祈りをしました。



いじめの主なきっかけは、差別です。
容姿、考え方、障害、性差別・・・
同じ人間だけれど、それぞれ違って当たり前。
ありのままの自分を受け入れてもらって生活できたら、どれだけ幸せで
豊かな人生だろうと思います。

日々子どもたちと接している大人が、率先していじめや差別に対して意識して伝えて
いくことによって、この負の連鎖を断ち切る大きな一歩になると信じています。
ご家庭でもお子さんと一緒に考える時間を持っていただけたら嬉しいです。

主旨に賛同して参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

【YMCAとつか乳児保育園 力丸雄司】

2018年2月27日火曜日

田んぼ活動最終回!

YMCAとつか保育園・田んぼ活動堆肥ふるい実施報告】
 2月24日(土)に 5歳児ぞうぐみクラスで取り組んでいる田んぼ活動の年度最後の「堆肥入れ替え・ふるい撒き」作業が行われました。
5家族保護者8名、園児5名、とつか保育園スタッフ1名、乳児保育園スタッフ1名、合計15名が参加しました。
 年度明けの作業に向けて田んぼの土の中に堆肥の肥料を入れる土台作りの作業です。田んぼから少し離れた堆肥場で、時間をかけて作られた堆肥を大きなふるいにかけて土を柔らかくする作業は、お父さんたちの力を借りて、どんどん進められました。
今日の作業は堆肥ふるい作業
お父さんたち大活躍!
リヤカーに落ちていく土の中から時々カブトムシの幼虫がコロンと現れ、それを取り出すのが子どもたちの役割となりました。全部で10匹以上、次々と現れる大きなカブトムシの幼虫に子どもたちは大興奮!見つけるたびに大歓声があがりました。

あっ!あそこにもカブトムシ!
堆肥の中で大きなカブトムシを次々発見!
たくさん集めたカブトムシたちも今年の夏に立派な成虫になるよう、最後は別の場所の堆肥の中に戻してあげました。みんなに見守られて、これからも元気に育って欲しいです。

今年の夏までおやすみなさい。
 いよいよ、田んぼの中に堆肥を入れます。秋に立派な稲を収穫し、オリーブ祭の時においしく食べたお餅がまた今年もまた食べられることを願って、みんなでバケツを大きく振って田んぼの中に堆肥の土を投げ入れました。
子どもたちも力いっぱい堆肥撒き。
力余ってバケツを飛ばしてしまう子もいました!
保護者の皆さんも協力してくれました。
梅の花も綺麗にほころび、応援してくれているようです。
  リヤカーに集めた堆肥を田んぼの四方から綺麗に撒き終えて、本日の作業を無事終えることができました。本日参加してくれた保護者の方々からは、「1年を通して子どもと一緒に自然に触れながらの作業はとても楽しかったです。」「お米ができる過程を身近な自分の住む地域で体験することができて子ども以上に楽しめました。」「しろかきや田植えの作業では泥まみれになり、思いがけなく泥パックを体験できてお肌が綺麗になった気がします。」など、楽しい感想をいただきました。
最後までご参加ありがとうございました。
この1年、参加されたぞうぐみの子どもたちと保護者の皆様、ほとんど休まずに参加してくださったご家庭もあり、本当にありがとうございました。子どもたちにとっても戸塚区の豊かな自然に触れながら貴重な体験となり、良い学び、地域の方々とのよい交流になったと思います。また来年度からは新しいぞうぐみの皆さんと元気に活動できますことを、心から楽しみにしています。
(YMCAとつか保育園 佐々木美智)

 
 

 

味噌作り体験!

YMCAとつか保育園・4歳児クラス味噌作り】
 2月20日(火)に4歳児「きりん組」クラスでは食育活動として「味噌作り」を実施いたしました。いつもおいしいお昼の給食やおやつを作ってくれる給食室スタッフの方が味噌のお話やつくり方についてわかりやすく教えてくれました。
 味噌の中には目に見えない麹菌が入っていて、美味しい味噌を作りだしてくれるという発酵のお話に子どもたちは真剣に耳を傾けてくれました。
お味噌は大豆と米麹と塩で作られています。
いよいよ味噌作りがスタートです。まずはじめに、カチカチの乾燥大豆と味噌を見比べてもらいました。お味噌にするには、前日から14時間水につけて給水させ、その後3時間似た大豆をビニール袋に入れて潰します。同じ大豆なのに料理する前と後の大豆を触ってみて、ずいぶん柔らかさが違うことを改めて感じてもらいました。

大豆って固いね~!

 袋の外から揉んだり、たたいたりしながら茹でた大豆を潰します。「あったかいね!」「いいにおい!」「気持ちいい!」と、大豆の甘い香りに癒され気味の子どもたち。潰すのに必死で袋が破れてしまうというハプニングの起きたグループもありましたが、みんなとても上手になめらかに潰してくれました。
とんとん、もみもみ…!上手にできているかな?
潰した大豆と麹をよく混ぜ合わせます。

 さて、ここからお楽しみのお団子作りです。麹と大豆をよく混ぜ合わせたものをハンバーグの要領で空気を抜きながらお団子状にしていきます。みんなの手のひらサイズのかわいいお団子がいっぱいできました。しわ一つないきれいなもの、さらにミニサイズのもの、みんな楽しそうに作ってくれました。

上手にできるかな?
見て見て、ぼくの味噌だんご!
完成です!
樽にしまって、「おいしくなあれ!」のおまじないをしました。
仕込んだお味噌は4ヶ月たった頃に、「切り返し」といってしゃもじなどで全体的に混ぜ合わせます。底と上部の発酵の進み具合を均一にし、おいしい味噌に仕上げます。そして9~10ヶ月たった頃に食べ頃になるので、それまではしばらくの間お休みです。
 
今度の秋になるまで待っててね!
おいしくできあがりますように!
  きりんぐみのお友だちに会うと「いつできるの?」「今どこにあるの?」「もう食べられる?」と好奇心いっぱいの顔で聞いてくれます。みんなの魔法が効いておいしい味噌ができあがるのが今からとても楽しみです。
(YMCAとつか保育園給食室 黒川桂子)









2018年2月26日月曜日

『たくさんのおもちゃで遊びました!!』

YMCAとつか乳児保育園 地域活動のご報告

226日(月)、YMCAとつか乳児保育園の地域活動として、「おもちゃの広場」を開催しました。この企画は、東京成徳大学教授、おもちゃコンサルタントマスターでいらっしゃる、善本眞弓先生のご厚意で毎年開催しています。

当日は曇り空でかなり寒い天候でしたが7組の親子と、同じとつか地域の「明日葉保育園」の園児さんと職員の方が来てくださいました。そしてYMCAとつか乳児保育園の0歳児クラスの子どもたちと職員も加わり、賑やかな雰囲気の中で始まりました。






広いお部屋の中には、ままごとコーナー、木のパズル、音の出る楽器や握って振って遊ぶガラガラ、穴にボールを落とすと転がりながら落ちるおもちゃなど様々な種類がありました。



その中で子どもたちは、それぞれにおもちゃを手に取り、触ったり揺らしたり自分なりの方法で試しながらじっくりと楽しんでいました。時には大人が遊び方をやってみせると、興味津々で見つめていたり、真似をするかと思えば子どもなりの発想で別の楽しみ方をしていたりして、子どもたちは常に遊びの中で学んでいるのだな、、、と感じた時間でした。



今年もお忙しい中、たくさんの魅力的なおもちゃをご用意いただき、会を担当してくださった善本先生には心から感謝いたします。

次回326日に「第2回おもちゃのひろば」を行うことになりました。
ぜひあそびにいらしてください。


     (YMCAとつか乳児保育園 野村 佐季子)http://www.yokohamaymca.org/childcare/totuka-nyuji.html

2018年2月20日火曜日

ファミリーサッカーフェス!!

YMCAとつか保育園 ファミリーサッカーフェスティバルのご報告】
 2018年2月17日(土)に横浜FCフットボールパークにて、横浜YMCAの保育園児、保護者の方が集まり横浜YMCAファミリーサッカーフェスティバルが行われました。
 このイベントでは世界的いじめ反対運動の「ピンクシャツデー」を盛り上げるイベントの一つとして行われました。とつか保育園からは10組22名の方が参加をしてくださいました。
開会式の様子
サッカー遊びでは、YMCAスポーツ専門学校のサッカーコーチコースの学生が指導してくれました。
サッカーを教えてくれた学生リーダー達です
保護者の方も一緒に参加して行われたサッカー遊びに、子ども達も笑顔でボールを追いかけていました。

「おや?ボールはどこだ?」

乳児クラスの子どもたちがボールを追いかける姿には思わず笑みがこぼれました。
ママと一緒にゴール決めたよ!

パパも一緒でうれしいな!

寒さに負けず頑張ったよ!


 
子どもも大人も広いグラウンドを駆け回ってたくさん体を動かして、サッカーを通して様々な繋がりが深まったイベントになりました。
みんなでピンクシャツを着てサッカー!










はじめはちょっとドキドキ
乳児クラスの子も初めは場所や大勢の人などの環境にドキドキ緊張している様子がありましたが、次第に慣れてお父さんお母さんと一緒にボールを追いかけて遊んでいました。


 100名近くの保育園児、保護者の方たちが参加してくださいました。ピンクの服装で来てくれた子ども立ち、保護者もいて、みんなでいじめのない社会を目指す運動「ピンクシャツデー」を盛り上げることができました。
たくさんの家族が参加してくれました。
みんなでハイチーズ!
参加して頂いた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
(YMCAとつか保育園 原田 真伍