【YMCAとつか保育園 プール掃除のご報告】
7月1日にプール開き礼拝を行ってから、はやくも10日あまりが過ぎました。梅雨はま
だ明けず、キラキラと輝くおひさまにはしばらく会えていません。
しとしと雨が降る日もあれば、ザーッという大きな音をたて、まるで滝のような大雨になる日も…。音にびっくりし、窓ガラス越しに園庭のプールをみつめる子どもたち。
雨があがると、真っ先にプールの前まで走っていき、中をのぞいて確かめます。
「これじゃ、ぷーるにはいれないね。はっぱとどろがいっぱいはいってる。」と、心配する声…。
おうちから持ってきたプールバッグは、棚の上に何日もきれいに並んだまま、まるで自分の出番を待ち構えているようです。
しかし、おひさまが顔をのぞかせた梅雨の晴れ間を利用して、年長児のぞうぐみさんがプールそうじをしてくれました。
プールの中にたまっていた葉っぱや泥水を、力を合わせてバケツやたらいでせっせと汲み出します。最初は遠慮がちに小さなスポンジを持って隅のほうからごしごしと磨いていた子どもたち。
しかし、鮮やかな水色の底面があらわれると、まだ水も入っていないプールの底に腹ばいになり、クロールのように手をまわし、ジタバタしながら前に進もうとしています。
そこへ、先生がホースで空高く放水し、プールへ投入します!
気分はもう、プールあそび本番です!「きゃー!」という歓声とともに、「もういっかいやって!」と満面の笑顔でリクエストが続きます。
ぞうぐみさんがそうじをしてくれたおかげで、光輝くプールに入る日が待ち遠しくなりました。
あとは梅雨が明けてくれるのを待つだけです。
ぞうぐみさんに感謝をしながら、プール本番を迎えたいですね。今年もみんなで楽しい水あそびができますように。
【幼保連携型認定こども園YMCAとつか保育園 安岡 紀子】