2017年1月25日水曜日

味噌作りを行いました

YMCAとつか乳児保育園 味噌づくりのご報告

乳児保育園のそらぐみさんは、味噌づくりを行いました。
雑菌の活動が少ない冬は、味噌づくりに最適な季節なのです。

味噌作りの前に、まずはクイズです。
「これは何でしょう?」

納豆。豆腐。油揚げ。枝豆。

子どもたちの大好きな納豆と、夏に、給食に出たことのある枝豆は、すぐに正解があがります。
すべて、同じ豆「大豆」からできていることを伝えました。
それぞれの匂いをかいだお友だちから、「いいにおい!」と声が上がります。



乾燥大豆と、水煮大豆に、触ってみました。
ここで、早くも「食べたい!」の声。
そこで、水煮した大豆を、一粒ずつ、口に運びました。
すると「おいしい!」の声。
半信半疑の大人たちでしたが、実際に食べてみると、大豆の味がしっかりする、美味しいお豆でした。



それでは、味噌づくりに戻ります。
鍋で水煮しておいた大豆を、

  

小さなジップ付きの袋に移して、

 
ひとり1袋ずつ、つぶしていきます。
グーでトントンしたり、両手で挟んだり、



指先でつぶしたり、

                      


手のひらでつぶしたり、揉んだりと、様々な方法を編み出す子どもたちです。

                  

  

大豆の粒がなくなったら、


つぶした大豆を、袋からボールにあけて、




                       

 塩切りこうじ(塩と、こうじを合わせたもの)と混ぜ合わせます。

                           





混ぜる時、みんながボールを押さえていてくれました。






水分を足して、軟らかさを調整したら、ボール状に丸め、




味噌樽の中へ、投げ込みます。


                                       

全て詰め終わったら表面を整え、

                              

ラップをかけて、

               

重しをのせ、フタをします。


             

最後に、みんなで、神様にお祈りをしました。
「葉っぱがきれいに色づく頃、おいしいお味噌ができあがっていますように。」


お祈りのあと、「早く食べたーい」という声が上がっていました。
そらぐみさんが作ってくれた味噌は、実りの秋が来る頃、きっと、優しい味に仕上がっている事でしょう。

エプロンや三角巾のご用意、ありがとうございました。

(給食室 栄養士 金山千晴)