【YMCAとつか保育園 ボランティア講座のご報告】
YMCAとつか保育園では、地域の施設との連携の事業としてボランティア講座をおこな いました。この事業は、横浜戸塚地域福祉事業所であいの家主催の「支え合いサポーター養成講座」の一コマで「地域のために、何かしたい。」「子育ての応援がしたい。」と考えている地域の方を対象に行われました。
当日は2名の受講生と、であいの家のスタッフが参加をしてくださりました。YMCAの概要やボランティアとは?という話しをさせて頂いた後に実際に子どもたちと関わって頂きました。子どもと関わる中で保育園でこんなことができるかな?と見つけてもらえると嬉しい旨お伝えして、遊びにはいって頂きました。0歳児~2歳児の子どもたちと園庭の中で土堀り、泥団子作りお店屋さんごっこと子どもたちのペース、個性を大切にしながら関わって頂く姿はとても印象的でした。
食事時には、その日はお弁当の日でしたので子どものお弁当の包を解いてもらったり、食べるのに困っている子の介助をして頂きました。時折、「あと少しで全部食べられるね。すごいね。」と声をかけてもらい嬉しそうに完食する姿がありました。
講座の最後に振り返りの時間では「絵本なら読めるかな。」「園庭にある畑を耕して野菜を植えられるかな。」「ハーモニカを吹いて一緒に楽しみたいな。」とたくさんのアイディアを出して頂きました。子どもたちもまた「今日ね、おじいちゃんとご飯食べたの。楽しかった。」と保育者に話しをする姿もありました。
初めての企画でどうのように進めるか、どのようになるか考えていた講座でしたが実際におこなうと人と人の繋がりが多くの笑顔と多くの幸せを運んでくれ、また「なにかやってみたいな」という気持ちが「こんなことをしてみたいな」という小さな変化のあった時間となりました。この思いが次に活かせるようまた地域と繋がる開かれた保育園になるようにこれからも学びを深めていきたいと思います。
最後になりましたが、このような貴重な機会を与えて頂いたであいの家、また参加をして頂いた皆様に感謝致します。
(YMCAとつか保育園 地域子育て支援担当 佐藤 智保)