2018年7月26日木曜日

仙台・青葉祭り、大川小学校に訪問してきました。

YMCAとつか保育園 仙台青葉まつり・被災地訪問研修のご報告】 
 5月19日(土)~20日(日)、東北被災地復興支援として仙台市・青葉祭り”すずめ踊り”演舞と、大川小学校へ訪問研修に行ってきました。
 YMCAでは、東日本大震災の発生以来、仙台の「まつり宝山」の皆さんと繋がり、毎年戸塚に来ていただき地域の皆さんに”すずめ踊り”を披露して頂いています。YMCAとつか保育園でも、子どもたちが楽しみながら踊っています。
 今回、横浜YMCAの私たちも、初めて青葉まつりに参加させて頂けることになり、まつり宝山の皆さんにご指導して頂きながら”すずめ踊り”に挑戦しました。
<19日 青葉祭り>
定禅寺通り 流し。横浜YMCAの旗を掲げて歩きました。
たくさんの方から声援を頂きました。

お囃子にも一緒に参加しました。
まつり宝山の皆さんと。

深緑が綺麗な大きな通りは、とても気持ち良く、お囃子の音に気持ちも高鳴り、本場のお祭りを楽しむことが出来ました。すずめ踊りを通して、仙台の文化に触れ、震災を忘れず復興への道のりを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

<20日 大川小学校 訪問研修>
大川小学校は、津波で児童74人が亡くなりました。建物は震災遺構として保存が決まりましたが、その姿はとても悲しげで津波の凄まじさを物語っています。
今回、大川小学校伝承の会の鈴木さんにお話を伺いました。
現在の大川小学校
津波は10mに達し、校舎の2階にまで被害が及びました。
石碑には「海抜1メートル12センチ」と書かれ、学校が低い位置にあることがわかります。
小学校の裏山 授業で椎茸栽培を行っていたそうです。
裏山より 大川小学校周辺。
今回、初めて小学校の裏山に登らせ頂きましたが、一望しただけで津波の甚大な被害を痛感しました。私たちは、この大川小学校に起きたことを決して忘れず、いつ起きるか分からない災害に万全の備えをしなければなりません。
横浜YMCAでは、今後も復興支援に継続して取り組んでいきたいと思います。

【YMCAとつか保育園 宮下 紗緒理】