7月3日~4日にかけて1泊2日できりんぐみ(4歳児)のお泊まり会が行われました。当日はみんなでお揃いのきりんぐみTシャツを着て、笑顔で登園。でもその表情には緊張も入り混じっているようでした。
あいにくの雨で園外へは出られませんでしたが、室内でロウを使った天の川作りを楽しみました。白い模造紙に好きな色のロウをポタポタと滴らし、その上から墨で塗ります。完成した作品を電気の下で見ると、ロウの部分が透けて本物の天の川のように映り、子どもたちも「きれい!!」と大興奮でした。
お昼を食べたあとはクッキング。夜ごはんと一緒に食べるゼリーパフェを作ります。果物を切ったり、メロン味とイチゴ味のどちらか好きな味のゼリーをコップに流し込み、冷えて固まるのを待ちました。
お楽しみのお風呂は乳児用の少し大きいプールを「出張パンダ湯」にして入りました。クラスで大人気の『パンダ銭湯』という絵本にちなんだ「出張パンダ湯」・・・感想は「あぁ~、いい湯だったぁ!」と大満足でした。
その後はホカホカ気分のまま、ぞうぐみ(5歳児)が作ってくれたカレーと。ゼリーにかわいくトッピングをして、お腹いっぱい食べました。
そして・・・夜、みんなで園内探検に出発。ふと、ドアを見るとかっぱおやじからの手紙が貼られています。かっぱおやじは子どもたちの大好きな絵本の中に登場します。お泊まり会の2週間前にクラスで舞岡公園のカッパ池に行ったときにも手紙があり、勇気の出る金のひょうたんや腕輪の材料をもらって当日を迎えることになったのでした。
かっぱおやじからの手紙にはヒントが3つ。そのヒントを解いて、ある部屋へ・・・。そこで待っていたのは・・・・・・、かっぱおやじとせんのしんじゅ様でした!
見た途端に「きゃー」と逃げる子もいれば、果敢に立ち向かう子も。でも本当は優しいかっぱおやじと最後は握手をして仲良くなり、かっぱえびせんまでもらったのでした。夜、夢にかっぱが出てきた子もいたようですよ。
かっぱおやじとの別れを惜しんだあとは、ホールでキャンドルファイヤーを行いました。ゆらゆらと優しく灯るろうそくの火を囲み、歌やゲームをして楽しみました。
眠る前には子ども同士でパジャマのお披露目会でひとしきり盛り上がり、「たのしかったねぇ」と眠りにつきました。
次の日、お迎えの時には「たのしかったよ~」と保護者に話している姿は、ぐんと成長したように見えました。きりんぐみとかっぱおやじの出会いは子どもたちの思い出になることでしょう。
(YMCAとつか保育園 原 佳苗)