2015年8月31日月曜日

シャローム♪

YMCAとつか乳児保育園 8月誕生会のご報告
 今年度、乳児保育園では8月生まれが8人もいます!当日は7人の主役の登場で、そのうち5人がそらぐみ(2歳児クラス)なので、いつも以上に賑やかな会となりました。

 礼拝のお話しのテーマは『平和』でした。
 「シャロームって言葉を知っている?」「みんなでこの言葉で歌を歌いましょう!」とウクレレの演奏と共に園長自作の歌を掛け合いで皆で歌いました! 子どもたちも手を叩いたり、リズムに合わせ「シャ~ローム~♪」と言ったり、楽しく歌いました。
 子どもたちにとって初めて聞く言葉の『シャローム』。歌が終わった後に「シャロームは平和って意味なんだよ」と言葉の意味も教えてもらいました。そして『へいわってすてきだね』(ブロンズ社新社 詩:安里有生 画:長谷川義史)という絵本も皆で見ました。

 YMCAでは8月を“平和月間”としています。職員ひとりひとり、そして園として平和を考える期間とし、様々な取り組みをしています。そんな8月の礼拝で子どもたちにも平和を伝えていきました。小さい子どもたちには難しいテーマではありますが歌・絵本と身近な物を通し心のどこかに『平和』という言葉が残ればいいなと思います。こうして皆で穏やかな礼拝の時を持ち同じ空間で笑顔になれる事も平和そのものかも知れないですね。

 お楽しみ会では子どもたちの大好きな『はらあぺこあおむし』の大きなペープサートを楽しみました。ちょうどこの夏、子どもたちが毎日観察していた“あおむし”が“さなぎ”になり、“蝶”になる姿を見ていたので、今回はこの出し物に決めました。
蝶は空にかえします。「ちょうちょさーん、バイバ~イ!」
 いつもと違う『はらぺこあおむし』(普段は絵本で楽しんでいます)に興味津々で、次々出てくる食べものには「あっ!○○だー」と大喜びでした。
  
 この夏はあおむしを始めクワガタも飼育し毎日観察やお世話を楽しんだ子どもたち。秋になり散歩に行く機会も増えるので、また色々な発見をしてほしいと思います。
 そして子どもたちが興味を持った事を広げ、様々な場面で楽しめるような保育や行事にしていきたいと思います。
(YMCAとつか乳児保育園 直井 頌子)

みんなでまるかじりしました

YMCAとつか保育園 やさいの収穫のご報告
 この夏、園庭に植えたきゅうりが大きく育ち、きゅうりチャンプルーやシンプルにみそをつけて食べたりしました。
 そんなある日、とても大きなきゅうりが採れ、子どもたちの目もキラキラ輝き、幼児クラスのみんなで相談したところ「丸かじりしてみたい!」という話になりました。塩をパラパラ振ってガブリ!!
 とってもみずみずしいきゅうり!この実りをくださった神様に感謝をして、美味しく頂くことができました。
(YMCAとつか保育園  内藤ゆう)

卒園児によるカロム講座

YMCAとつか保育園 カロム遊びのご報告
 夏休みを利用して、卒園したお友だちが「みんなにカロムを教えたい」と保育園にやって来ました。カロムとは、2チームに分かれ、ストライカーという自分のコマを使い、指ではじきながら自分のチームの色のコマを角の穴に入れていくというビリヤードのようないたってシンプルなルールのゲームです。
 しかし、やってみるととても難しく、奥が深いこのゲーム。指でのはじき方にコツがあり、卒園児がやると「パチン!」とビックリするくらい大きな音がします。みんなでルールやコツ、技を沢山教えてもらいました。
(YMCAとつか保育園 内藤 ゆう)

2015年8月28日金曜日

平和って、なあに?

YMCAとつか乳児保育園 平和月間のご報告

 YMCAでは、8月を平和月間とし、平和について考える時を持っています。
 今年は、保育園の職員に『あなたにとっての平和とは何か?』という問いかけをし、各々の答えをポストイット(ふせん)に記入してもらいました。内容に目を通すと、次の3つにグループ分けできることに気付きました。

①自分の努力次第で、得られる平和(自分の中で完結する平和)
≪挙がった答え≫
・穏やかな毎日
・よく眠れること
・好きな場所に行くことができること
・おいしいものが食べられること など

②人との関わりによって、得られる平和
≪挙がった答え≫
・家族がみんな健康で楽しく過ごせること
・子どもたちが笑顔でいられること
・大好きな人のそばにいられる など

③  ①②のどちらにも属さない平和
これは、更にふたつに分けることができました。

A:③の中で、心がけ次第でかなうかもしれない平和
≪挙がった答え≫
・笑顔いっぱい
・幸せ=平和
・争いがない

B:③の中で、社会の影響を受ける平和
≪挙がった答え≫
・戦争がない
・どこへ行っても安全で過ごせること
・明日が来ることを無条件に信じていられること

 しかし、①②③と分類したものの、境界が曖昧なものが多いことに気付きました。
 例えば、①の『おいしいものが食べられること』。はじめは、『自分の中で完結する平和』と考えていましたが、「おいしい」の裏側には、『誰かと一緒に食べるから、おいしい』という思いがあるかもしれません。そうだとすると、一見①に属しますが、②と重なる部分があります。

 また、同じく①の『よく眠れること』。ぐっすり眠るためには、眠っている間に、危害を加えられる心配がないという安心感が不可欠です。だとすると、①だけでなく、②(同居の人を信頼できる)、③のB(急に爆弾が落ちてきたりしない)とも重なっていることになります。

 そして③Bの『争いがない』についても、同様です。「争い」には小さな争い、家族内の喧嘩のほか、国と国の戦争も含まれるため、③のAとBの境目に属しています。

 人が、完全に「ひとり」でいるのであれば、争いが起きることは、まずないでしょう。けれど、『あなたにとっての平和』の裏には、「他者」が存在しているケースが多いことがわかります。
「ひとりでいること」と「平和」には、微妙な隔たりがあることに気付きました。

 普段、「平和」を当たり前の日常として受け止めがちな私たちですが、たった70年前までは、平和は「日常」ではありませんでした。この機会に、「平和」について考える時間を持てたことに感謝するとともに、一人一人が、「平和」を「平和」として感じさせてくれる「誰か」の存在を、再認識できると良いなと感じたひと時でした。
(乳児保育園 栄養士 金山千晴)

平和への願い

YMCAとつか保育園 平和の話についてのご報告
 8月の初めから平和について、子どもたちと考えてきました。25日には、いつも園舎の管理をしてくださっている星野さんから、ぞうぐみ(5歳児)に向けて平和の話を伺いました。

 9歳の時に戦争を経験した星野さんの話に、いつになく真剣な表情で耳を傾けていた子どもたち。星野さんは優しい語り口調で、子どもたちにも分かりやすく丁寧にゆっくりと話してくださいました。
 子どもたちのケンカは仲直りできるけど、大人のケンカ、つまり戦争は沢山の人の生命を奪い、幸せ、平和を一瞬のうちになくしてしまうとの事。毎日、家に帰り明るい所で、おうちの人と楽しく夕飯が食べられる・・・それは当たり前だけど、とても幸せなことなんだという事。 
 子どもたちは話を聞き、戦争について様々な疑問をもったようで、「なんでせんそうするの?」「せんそうのときはなにをたべるの?」といくつも質問をしていました。
 星野さんのお話は子どもたちの心に深く刻まれたようで、『もう二度と戦争はしない』と強く強く願ったのでした。当たり前の日常がどれほど大切か、子どもたちと一緒に考えた時間でした。
(YMCAとつか保育園 川口 眞理子)

2015年8月27日木曜日

全身で楽しみました!

YMCAとつか乳児保育園 色水遊び&ボディペインティングのご報告
 少し涼しく過ごしやすい日、プール遊びはお休みして、色水遊びとボディペインティングをしました。テラスに上がると、お皿に乗った色とりどりの絵の具や、保育者があらかじめペイントしておいた遊具の姿にみんな驚きながらも、『何が始まるんだろう・・・!?』とワクワクした様子。すぐに絵の具に触れる子はいなかったのですが、保育者自身の腕に絵の具を付けて見せると、『自分もやってみようかな?』と真似をして絵の具を付け始めました。カメラを向けると、「みてみて~!」と絵の具がたっぷり付いた手の平を見せてくれました。
 一度絵の具に触れてからは、子どもたちのエンジンも次第にかかってきました。手足に絵の具をたっぷり付け、遊び方も豪快になっていきました。
 テラスの鏡の前では、ペイントされた自分の顔をチェックしている子もいました。
 色水遊びでは、ペットボトルに様々な色水を入れてジュース屋さんを開いたり、タライに入っている色水に絵の具を足して新たな色水を作ったりと、楽しんでいました。
 そして今回は大プールも活用しました。プールの中に色水を入れて足踏みをし、水しぶきを上げて大盛り上がり!ダイナミックに楽しみました。
 室内での絵の具制作とはまた違い、全身を使って絵の具に触れる事が出来ました。
(YMCAとつか乳児保育園 小林亜美)

2015年8月24日月曜日

みんなが平和に暮らせますように

YMCAとつか保育園 平和礼拝・絵本読み聞かせの報告
 とつか保育園では、子どもたちと一緒に毎週1回幼児礼拝を守っていますが、今月は平和をテーマに子どもたちと一緒にみ言葉に聞き、賛美し、祈りました。
 8月3日の礼拝では、70年前の戦争でたくさんの人たちが苦しい思いをしたこと、戦争は絶対にしてはいけないことを話しました。そして、「戦争」=「けんか」はどうして起きるのか、イエス様はどのように人に仕えて平和に過ごされたのか、というお話から、一緒に考えました。
 8月10日の礼拝では、保育士が自分のおじいちゃんの戦争体験を紹介し、今私たちが毎日を豊かに過ごせていることが本当に素晴らしいことであると話しました。そして、絵本『へいわってすてきだね』(ブロンズ新社)を読み聞かせました。
 『へいわってすてきだね』は、沖縄の小学校1年生(当時)安里有生さんの詩に、今年の3月にYMCA保育園のコンサートにも出演された、長谷川義史さんが絵をつけられたものです。園の玄関の絵本コーナーにも置いてありますので、手にとって、お子様と一緒にお読みいただければと思います。
 礼拝の最後にはみんなで心をひとつに、みんなが平和に暮らせるように祈りました。

(YMCAとつか保育園  高橋香織/齋藤 信)

2015年8月21日金曜日

水遊び大好き!!

YMCAとつか乳児保育園 0歳児クラス水遊びのご報告 
 保育園での水遊びデビューから1ヶ月が経ちました。最初の頃はシャワーをする事や水を見ると泣いてしまっていたお友だちも、すっかり慣れ今では水遊びに夢中になっています。
 水面をパシャパシャ叩いて水しぶきを上げて大喜び。ジョウロやひしゃくを使って水をまいたり、コップに水を入れたり楽しんでいます。
 水遊びだけではなく氷を触ってみたり、石鹸で泡を作って泡遊びなども楽しんでいます。
 これからも暑い日が続くので体調管理に十分気を付けていきながら、夏の楽しい思い出をたくさん作っていきたいと思います。
(YMCAとつか乳児保育園  山仲絢乃)

2015年8月19日水曜日

夏の遊び、楽しいな。

YMCAとつか保育園 地域活動のご報告
 YMCAとつか保育園では、月に一度地域活動をおこなっています。8月は【夏の遊び】を企画しました。当日は9組の方が参加をしました。普段保育で行っている遊びとして『色水あそび』『石鹸あそび』『片栗粉あそび』『ゼラチンを用いたゼリーあそび』『色つき氷あそび』をコーナーに分けました。初めての場所に戸惑いを見せていた地域の方も、保育園の子どもたちが遊ぶ姿を見て覗いて、触れてと少しづつ遊び方も大胆になっていきました。
 人気だったのがゼリー遊び。ピンク、緑、青などの色の鮮やかさに目を輝かせる子、卵のパックで凍らせたその形に興味を持つ子、カップに色々な色を盛ってごっこ遊びをする子と、様々な姿がありました。
 また、石鹸あそびでは泡立つ泡を体いっぱいにぬったり、ハンカチなどを洗って洗濯ごっこをしたり、保護者の方から離れて遊ぶ姿も見られました。保護者の方も服が濡れるのも気にせずに、一緒に楽しむ様子がありました。
 終了後、「とても楽しかったです。保育園では毎日このように過ごしていていいですね。」とご意見を頂きました。これからも地域の方々と交流を深めていきたいと思います。
(とつか保育園 佐藤 智保)

2015年8月17日月曜日

とうもろこしの皮をむいたよ!!

YMCAとつか保育園 給食の手伝いのご報告
 今日は給食室からお願いされていたお手伝いの日。お手伝いを任命されたひつじぐみ(3歳児)はその話をすると、「やったー!!」と大喜び。皮をむいていないとうもろこしを見せ「これ、なぁんだ?」と言うと、しばらく考えてから「とうもろこし~!」の声。初めて見る子もいたようです。部屋に新聞紙を敷き詰め、その上でむき始めました。
 皮をむく姿は真剣そのもの。力いっぱい引っ張っていましたよ。「このひげはどうするの?」と不思議そうにひげをもしゃもしゃと触っている子もいました。
 「においをかいでごらん」と言うと、みんな一斉にくんくんして、「なんかにおいする~」と手触りだけでなく、においも感じることができ、自分たちが食べる食材にさらに興味が持てたのでした。
 たくさんあったとうもろこしも、みんなのおかげであっという間にむき終えました。さいごは一人一本ずつとうもろこしを持って、記念撮影をしたのでした。

ひつじぐみさん、ありがとう!!
                              (YMCAとつか保育園   川口 眞理子)

2015年8月7日金曜日

水しぶきいっぱいあげて・・・

YMCAとつか保育園 幼児クラスプール遊びのご報告 
 今年の夏は激暑と言われる通り、毎日暑い日が続いていますね。でも、子どもたちは、そんな暑さにも負けず元気に過ごしています。
 プールが朝から待ち遠しいようで、保育士が準備をしているそばから「プールまだぁ?」「はやくはいりたーい!」とせがまれるほどです。きっとこの暑さにプールの水が気持ちいいんでしょうね。
 ここで幼児クラスのダイナミックなプール遊びの一コマをご紹介します。
 どの子の表情もいきいきとしていますね。子どもたちは夏の間、全身でプール遊びを楽しみ、体はもちろん心もいっぱい成長します。夏の終わりには一段と体力がついて、たくましくなっていることでしょう。
                            (YMCAとつか保育園 川口 眞理子)