『ひとりひとりの大切な誕生日』のご報告
今年、乳児保育園ではもっと自由にのびのびと制作活動を出来たら…という保育者の思いから、造形遊びを始めました。造形遊びの日には、マリピーナッツさん(正体は秘密ですが園長先生に似てる…??)が油絵の具のいっぱい付いた黒いエプロンとピーナッツネックレスを付けて登場します。皮の鞄には道具がいっぱい詰まっていて、毎回子どもたちはワクワクして鞄が開くのを待っています。
こちらが“マリピーナッツさん”です! |
さて、そんなマリピーナッツさんと初めて子どもたちが作った作品がバースデーケーキです。2歳児の子どもたちを中心に思い思いに粘土に触れ、それぞれが形を作り、ケーキ型に成形しキラキラのモールで飾りつけをしました。
とっても可愛いケーキに子どもたちも目を輝かせ喜んでいました。
完成!!!ガラスケースに入れて本物のケーキみたいです♪ |
そして、このケーキを使って今年は一人ひとりの誕生日にお祝いする事を始めました。(誕生日が休日の子は翌日にしています。)保育園では月に1回誕生会でお祝いはしていますが、“ひとりひとりが生まれたその日をより大切にしたい”という思いから朝の集まりの時間等にクラスみんなでお祝いする事にしました。バースデーソングを歌ってケーキには歳の数だけろうそくに火を着けてひとりずつ消してもらいます。みんなに祝福され自然と笑顔が生まれます。
2歳★ろうそくを消します!“ふ~” |
誕生日は子どもたちにとっても保護者の皆さんにとっても特別な日です。また、保育者にとっても“元気に大きくなったね”と命の大切さを改めて感じる日でもあります。36人の大切な記念日をこれからも大切に、そして何よりひとりひとりの“命”を大切に一緒に成長を喜んでいきたいと思います。
YMCAとつか乳児保育園 直井頌子