YMCAとつか保育園 ぞうぐみ夏キャンプのご報告
6月17日から19日までの2泊3日で5歳児クラス(ぞうぐみ)が富士山YMCAにキャンプに行ってきました。おうちから離れての3日間。子ども達はドキドキしながらその日を迎えたに違いありません。しかし、バスに乗り込む時にはもう期待でいっぱい。早く着かないかなぁ?とソワソワしているようでした。
写真と共に子どもたちが過ごした3日間を是非ご覧下さい。
到着してすぐのお弁当は雨の降る中、森の入口近い東屋でのお昼ごはんとなりました。雨でも気持ちは晴れやかで、お弁当もモリモリ食べていましたよ。
さあ、ここからは西臼塚の森探検。宇宙人の葉っぱを見つけたり、キリンの木やパズルの木で遊んだり、木の穴くぐりの修行をしたり、大木でシーソーしたり・・・、自然の中で思う存分探索を楽しみました。途中、霧がかかる時もありましたが「雲、食べちゃった!!」とパクッとする子もいて、とても微笑ましかったです。
西臼塚を後にして、いよいよ富士山YMCAに到着。開村式を行いおはなリーダーから話しを聞いて、キャビンに入りました。友だちと一緒に入るお風呂は大興奮。顔が真っ赤になるまでお風呂を満喫してましたよ。
当初一番気になっていたのが富士山のご飯の事らしく、食堂(ホール)に入る前から「どんなごはんかなあ?」と殆どの子どもたちが口にしていました。
メインメニューはハンバーグとエビフライ。エビフライは初めて食べた子もいたのですが、どの子も「おいしい~」と笑顔でした。
食後、雨が小ぶりになったのを見計らってナイトハイクにも出発。行きたい子だけの参加でした。暗い夜の散歩にドキドキしながら歩きました。
2日目、草原のチャペルで朝の集いをした後は、富士山YMCAの広い敷地の中をのびのびと遊びました。虫探し、お花摘み、ハンモック、木の枝のアクセサリーやフリスビーなどのクラフト、午後からのおやつに使う葉っぱの旗作りなど好きな事をとことん楽しんでいました。ただただ走り回るだけでもなぜか楽しい。それが大好きな友だちと一緒だと更に楽しい!!そんな気持ちが表情に表われています。
午後にはみんなのお楽しみのおやつ作り。メニューはパンケーキとアイスクリームです。そして次の日の朝に食べる色付きゆで卵も作りました。パンケーキはぼうぼう燃える火を見て恐る恐る生地を鉄板に流し、良い匂いが漂ったところでひっくり返し作りました。
アイスクリームは専用の球体の入れ物に材料と氷と塩を入れます。そしてここからがメインイベント。草原の頂上から勢いよく転がすのです。子どもたちはアイスを作っているというより、ボール遊びを楽しんでいるかのようでした。
ゆで卵は殻にクレヨンで絵を描き、その上に食紅で色を塗ります。世界で自分だけのオリジナルゆで卵の出来上がりです。
夜はオベリン保育園の友だちと一緒に、キャンドルファイヤーを楽しみました。ゴリラリーダーが踊る姿に大笑いしたり、みんなでキャンプソングを歌ったり、最後にはオベリン保育園の友だちと歌のプレゼント交換もしました。
思う存分遊んだ2日目はどの子もあっという間に夢の中でしたよ。
3日目、草原の風を感じながら、昨日作ったカラフルなゆで卵を食べました。その後、小さい鐘の前で朝の集いをしました。子ども達は最後の最後まで、思いっきり遊んで富士山YMCAをあとにしました。
この3日間、本当は心細かったと思いますが、子ども達はそんな姿を微塵も見せることなく、大自然の中で気持ちを解放し、キラキラした表情で遊んでいたのが印象的でした。この夏キャンプを通してたくましくなった、ぞうぐみのこれからの成長が楽しみです。
(YMCAとつか保育園 川口 眞理子)