2015年2月6日金曜日

鬼との出会い・・・

YMCAとつか乳児保育園・豆まきのご報告

 節分の日の数日前、保育者が「もしかしたら今度鬼がくるかもね~」と話した事をきっかけに子どもたちは、鬼を急に意識し始め、この日も朝から何だかそわそわする子どもが多かったです。「今日は何の日?」と聞くと「せつぶん!」「おにがくるひ!」と即答でした。
 朝の集まりでペープサートを使いながら豆まきの歌を歌い、節分の話をしてなごやかな時間を過ごしました。豆まきの方法も教えて(今年はボールで代用しました。)ゆっくり過ごしていたら、テラスから鬼登場しました。一斉に部屋の隅に走り集まり出す子どもたちと共に泣き叫ぶ声が部屋中響き渡り、近年稀に見る絶叫ぶりでした。
 例年、必ず一人は「あっ!○○せんせいだ」と洋服や靴下等から鬼の正体に気付くのですが、今年はそんなに冷静に見れる子はいなかったようで全く気がつかなかったです。子どもたちが怖がっている中、何食わぬ顔で鬼役の保育者が部屋に戻ると、保育者に泣きながら飛びついて来る子どもがいて、全く気付かれていない事に安心したと同時に一目散に駆けつける姿には思わず笑ってしまいました。この日の子どもたちの頭は鬼一色で、窓の鍵がかかっているかを必死に確認したり、鬼というワードを聞いただけで、泣いたり、やけに大人しく保育者の話を聞いたり、子どもたちの恐怖が伝わってきました。
 お昼は給食室力作の赤鬼ライスを美味しく頂きました。今年も元気に楽しい1年を過ごせますように願います。
(YMCAとつか乳児保育園 直井頌子)