2017年1月23日月曜日

冬の自然に触れて

YMCAとつか乳児保育園 【バス散歩のご報告】

YMCAとつか乳児保育園の子どもたちは、1月17日(火)、YMCAバスに乗り
舞岡公園まで散策に行って来ました。




「はっぱがいっぱいだねー」
長い階段を登りながら遊んで行く先には何があるのかな?


ドキドキワクワクが止まらない子どもたち。
「トトロのお家はどこかな?」と早速大冒険の始まりです。
目指すは「ばらの丸の丘」です。

たどり着いた丘には、キラキラと輝く霜柱がありました。
「きれい、光ってる」「冷たい」と興味津々の子どもたちは眺めたり手の平に乗せたり、
棒でつついて見たりする中で、自然の不思議を感じているようでした。




「おーい、みんなこっちにおいでー」と呼ぶ声に振り向くと、葉っぱのお布団で
気持ち良さそうに眠る姿が・・・。
かくれんぼが出来てしまいそうな程、降り積もった枯葉にみんな大はしゃぎ。
陽の光を含んだ枯葉の中に入るとほんのり暖かさを感じ、「ぼくも」「わたしも」と次々と
寝転ぶ様子が見られました。立ち上がると子どもたちは葉っぱだらけです。
「あー、取れないよ」と一生懸命に服を叩くお友だちに「取ってあげるから後ろ向いて」と
叩いてあげようとする子がいます。お友だちを想う優しい姿・・・遊ぶ中でふと見せてくれた
心温まる瞬間でした。




そして、子どもたちの大好きな斜面すべりが始まりました。
緩やかな坂を少しずつ進みながら楽しむ子もいれば、急な坂を「わーっ」「きゃー」と
勢いよく滑り下りる子もいました。
滑り下りて来た子どもたちが何か見つけたようです。
「ねぇ先生、あっち行ってみたい!」と指差す方向には大きな水たまり・・・?
「何だろう・・いってみよう!」 いざ出発です。



水たまりの正体は「さくらなみ池」という大きな池でした。
池の表面は寒さで凍っていました。驚きの表情で見つめる子どもたちの目線の先には
氷の上を歩く小さな白い鳥が・・・。「鳥さんが歩いてる!」「滑ってるよ」「スケートしてるみたい」。
鳥さんのスケート、一生懸命にバランスを取るその面白い姿に子どもたちの間で笑いが
こぼれました。



池の氷を手にしてみると、冷たさにびっくりして手を離してしまう子もいましたが、
落とすとすぐに割れてしまう氷や、中々割れない氷がある事に疑問を感じた事で、氷の厚みも
色々だという事に気付きました。一つ一つの模様が違う事にも気付いたようです。
勇気を出してここまで来てみて良かったね。子どもたちの表情も、ほんの少し凛々しくなった
ように思えました。



「また来ようね」「今度はあっちの方までいってみようよ!」と、冬の自然を肌で感じる事の
出来た大満足の一日。四季折々の美しい自然が変わらずにある事を願いながら岐路に
着いたバス散歩でした。

YMCAとつか乳児保育園 野口 真由美