2019年8月8日木曜日

梅干しってどんな味?


YMCAとつか乳児保育園 梅干し作りのご報告】
毎日とっても暑い日が続いていますね。気温や湿度とにらめっこしながら、プールや色水、泡遊びなどの遊びを、無理のない範囲で楽しんでいます。
先日、保育ボランティアの方から、たくさん梅をいただいたので梅干しづくりに挑戦しました。
      「うめぼしってどんな味?」
今まで食べた経験のない子もいると思い、まずは梅干しの紹介も兼ねて一口食べてみることに…。
口に入れると子どもたちはこんな顔…
    



表情を見ただけで、どんな味か想像がつきますね。
そんなこんなで梅干し作りを開始。梅と塩をビニール袋に入れて、みんなのかわいい手で優しくもみもみした後は、梅干しのお部屋に入れ、重しと蓋をしました。
    



数日寝かせた後に蓋を開けてみると、梅と塩がいい感じに混ざり、おいしそうな梅酢ができていたので、みんなで育てたナスやキュウリなどの夏野菜にかけて食べてみることにしました。
「すっぱい」と言いながらも、手が止まらない子どもたち。野菜だけでは物足りず、梅酢もぺろぺろ舐めていました。
 数日寝かせた後、塩で揉んだ赤しそを入れ、さらに数日寝かせると梅干しが鮮やかな赤色に変身しました。赤しそをみんなで味見をすると、「ん~」と何とも言えない顔で食べた後、にこにこしながら「ねえ、もう一回」と、もっと食べたいアピールをする子どもたちでした。





一番最初に梅干しを味見した時とは全く違う子どもの反応を見て、自分たちで作ったものの味はまた格別なのかな~と思いました。汗をたくさんかき、塩分が失われがちなこの時期、梅干しでおいしく塩分補給ができました。




今、梅干しは「天日干し」の最終段階に入っています。

味見ではなく、おいしい梅干を頂ける日はもうすぐ。みんながどんな顔で自作の梅干しを食べるのか、今から楽しみです。
おいしい梅干を作るきっかけをくださった方々に、心から感謝します。
  YMCAとつか乳児保育園 榎 弥子