2019年9月5日木曜日

何を備えれば…

YMCAとつか乳児保育園 引き取り訓練のご報告】

9月3日に引き取り訓練を行いました。
10時半過ぎに一斉メール発信が来て、園内にいたひかりぐみは部屋に集まり、ほしぐみはテラスからほしそらぐみの部屋に戻りました。

ひかりぐみとほしぐみで待っています
そらぐみは、散歩先から安全を確認して保育園に戻ってきました。いつもと違う様子に戸惑う子どももいましたが、全員の顔が揃い安否確認ができて安心しました。

そらぐみが帰って来ました!
避難靴のサイズ確認をします
午後からは、余震が続くことを想定して帽子を被って安全を確保してから、午後のおやつを床に座って食べました。ひかりぐみは、床に座って食べるのは初めてでしたが保育者に見守られて安心して食べました。

ストロー付きの麦茶と星型せんべい
床に座って食べてみます
ほしそらぐみは、自分のおやつをせんべいの小袋から出して食べ、避難しながら食べる経験をしました。初めてのことばかりでしたが良い経験となりました。

自分で小袋から出して食べます
午後のおやつを食べた後は、絵本を読んだりわらべうたを歌ったりと子どもたちが不安にならないように過ごします。常に余震が起きる事を想定すると、子どもが安全に過ごすことが大切になります。また、いつもと違う状況になるので少しでも不安にならないように保育者同士子どもたちが安心する環境を考えていかなければならないと思いました。


保護者を静かに待ちます

保護者に迎えに来てもらい安心です
一日を通して、引き取り訓練をすることで安心して、そして…安全に過ごすことの大切さを感じる日でした。保育園では、余震時に食べることや安全な場所や散歩ルート等を今一度考えました。いつ、何が起きるかわかりません…そのときに何を備えていなければいけないか?を改めて考えなけらばならないと思います。

みなさんは、3.11の時どうしていましたか?その時とは、今は違う環境になっているかと思います。震災が起きないことが一番ですが、もしかしたら…と思って、どう避難すれば良いかを考える機会にしてもらえたらと思います。備えあれば憂いなしにしていけるといいですね。

保護者のみなさんにご協力していただいたことに感謝します。

YMCAとつか乳児保育園 宮尾