2015年8月28日金曜日

平和への願い

YMCAとつか保育園 平和の話についてのご報告
 8月の初めから平和について、子どもたちと考えてきました。25日には、いつも園舎の管理をしてくださっている星野さんから、ぞうぐみ(5歳児)に向けて平和の話を伺いました。

 9歳の時に戦争を経験した星野さんの話に、いつになく真剣な表情で耳を傾けていた子どもたち。星野さんは優しい語り口調で、子どもたちにも分かりやすく丁寧にゆっくりと話してくださいました。
 子どもたちのケンカは仲直りできるけど、大人のケンカ、つまり戦争は沢山の人の生命を奪い、幸せ、平和を一瞬のうちになくしてしまうとの事。毎日、家に帰り明るい所で、おうちの人と楽しく夕飯が食べられる・・・それは当たり前だけど、とても幸せなことなんだという事。 
 子どもたちは話を聞き、戦争について様々な疑問をもったようで、「なんでせんそうするの?」「せんそうのときはなにをたべるの?」といくつも質問をしていました。
 星野さんのお話は子どもたちの心に深く刻まれたようで、『もう二度と戦争はしない』と強く強く願ったのでした。当たり前の日常がどれほど大切か、子どもたちと一緒に考えた時間でした。
(YMCAとつか保育園 川口 眞理子)