2020年3月18日水曜日

遊ぶことって楽しいね!

YMCAとつか乳児保育園 二歳児そらぐみの日頃の遊びのご報告】

 子どもたちは保育園に登園すると、自分の好きなものや好きな場所で、思い思いに遊び始めます。
今回はそんな日常の中で、面白いなと思ったエピソードを、いくつかご紹介します。

 レゴをしていたAくんは、慣れた手つきでサクサク組み立てていきます。なにを作っているのかな?隣で見ていたBちゃんは分かったようです。「あ、それピアノでしょ~」と、Aくんに尋ねました。Aくんはニコニコで「あったり~」と答ると、ピアニストさながらに体を揺らし、”南の島のハメハメハ大王”を熱唱!それを見てBちゃんは面白そうに手拍子を送るのでした。

 別の場所ではCくんが車を並べて何かをしています。
2列に綺麗に並べると、「渋滞で~す。渋滞していますよ~。」と車に呼び掛けています。あまりの渋滞っぷりに保育者が「全然動きませんね」と声を掛けると「こっち側はゆっくり動き出しています」と右側に並んだ車両を少しずつ動かしていました。

 紐通しが好きなDちゃんとEちゃんは、真剣な顔で手先を動かしています。途中で紐通しの数が足りなくなっても喧嘩になることはありません。「もっと出してもらう?」「こっちをバラバラにする?」など、2人はやりとりの中で自然に解決しているのです。ギリギリまで紐を通した後はネックレスやブレスレットにしてお互いにお披露目をしていました。

 お絵描きをしようという話になった子どもたち。保育者が準備をしているほんの少しの間にみんなで顔を見合わせて”ドングリコロコロ”を熱唱。顔を見合わせ、息を合わせて歌う姿が可愛くて、少しの間お絵描きの道具を出すのを待って、可愛い歌声に耳を傾けたのでした。

 どんな遊びをしていても、気が付けば友だちがいて、想像力を膨らませたり、心を通わせ合ったりして遊んでいるそらぐみの子どもたち。毎日一緒に生活をして、楽しい、嬉しいを共有する中で、豊かな心が育ちあっていることをしみじみと感じています。これからも友だちと、いっぱい遊んで大きな心を育んでほしいと思います。

YMCAとつか乳児保育園    榎