【YMCAとつか乳児保育園 ササゲの皮むきのご報告】
今年は雨降りの時期が例年よりも長く、保育園で育てていたナスやオクラ、キュウリなどの夏野菜の元気がなく、収穫も一度きりと寂しいものとなりました。
そんな中でも元気に目を出しツルを出し、大きく成長してくれたのが”ササゲ”です。
今も、長く伸びたツルで夏の日差しを遮り、綺麗な緑色がホッと心を癒してくれています。
ササゲの実が成長し、中の種が黒く色づいてきたので、先日、2歳児そらぐみと収穫をして皮を剥き、種を取り出しました。
小さな指を器用に動かし、皮をむいていく子どもたち。
たくさん種を収穫すると、手のひらに乗せてツブツブの種の感触を楽しんでいました。
「このお豆を煮た汁でご飯を炊くと、お赤飯になるんだよ」と話をすると、種をじっと見つめながら不思議そうな顔をする子どもたちでした。
自分たちの手で収穫してみたり、皮をむいてみたり、そんな食育につながる経験を日々の保育の中で大切にしていきたいと思っています。
ササゲの種がどうやってお赤飯に変身するのか、そんな過程も、今後子どもたちと一緒に経験する機会を設けたいと思っています。
YMCAとつか乳児保育園 榎