2020年9月9日水曜日

災害に備えて。

YMCAとつか保育園 引き取り訓練のご報告】


9月3日に大地震を想定した訓練及び引き取り訓練を行いました。

保育者間で話し合いを重ね今回は、三回の時間に分けて訓練を行うことにしました。

一回目は、9時過ぎに合同保育のときの訓練の練習をしました。子どもたちは、手で頭を守る姿勢を取ったりお約束の(お、か、し、も)を確認しました。3,11を子どもたちに知ってほしいという思いから当時の保育園での様子などを交えて伝えました。


実際に起きたら避難靴を履いて足をガラスなどから守ることを伝えています。

二回目は、お散歩先、園内(水遊び時)に分かれての訓練でした。公園では、どこが安全な場所なのかを子どもたちと一緒に考えました。揺れが収まってからの動きの確認もしました。揺れが収まったら何が必要かを一人一人の保育者が考えました。

帰り道も、電信柱などの位置を確認し一列で歩く練習をしました。歩いていると「でも、こっちの電信柱が倒れてきたらここの道も危ないよね」と子どもたちの会話が聞こえてきました。子どもたち自身も一生懸命地震が起きたら、、を想定した訓練になりました。

ここの公園だと木や電気などが倒れてくることを子どもたちに伝えました。


三回目は、お昼寝中に起こったことを想定した訓練を行いました。

乳児クラスはおんぶで逃げる体制をとり、給食さんもおんぶの練習をしてみました。

乳児幼児共に、布団をかぶって頭を守ることを子どもに伝えました。


そして、保護者のかたにご協力をいただき15時から引き取り訓練を開始しました。

今年は、密を避けるため乳児クラス、幼児クラスに分かれて引き渡しをしました。



その後保育者で一日を通しての振り返りをしたり、テントや簡易トイレ、マンホールトイレの組み立てをおこなったり実際に発電機をおこして照明機器などをつなげてみたり避難時に備えて練習をしました。



起きては欲しくないと願う自然災害ですが、自然の恩恵を受けているからこそ隣り合わせなものでもあります。実際に起きた時にだれか一人がするではなく保育者全員がチームになって子どもたちの安全を守れるように今後も訓練を引き続き続けていきたいと思います。

                           とつか保育園    立石