2015年3月17日火曜日

卒園記念 味噌作り

YMCAとつか乳児保育園・味噌作りのご報告

 そらぐみを中心に、2日間に渡って味噌作りをしました。1日目は固い大豆を洗う所から始まりました。大豆から出来る納豆や油揚げ、豆腐等を一緒に見たり匂いを嗅いだりしながら進めました。近くで匂いを嗅ぎすぎて油揚げの油が顔に付いた子どももいました。洗ってお水に浸したところで1日目は終了しました。
 2日目は鍋で煮て大きく柔らかくなった大豆をビニール袋へ入れて、子どもたちに思う存分潰して貰いました。指で叩いてみたり、袋を丸めて潰したりといろいろな方法で潰しました。潰した後はボールに移して麹と塩を投入し、ハンバーグのタネ作りの要領でこねました。「はやくやりたーい」と待ちきれない子どもたちに、こねたタネをお団子にしてもらいました。子どもたちは丸いお団子をたくさん作ってくれました。「○○ちゃんの為に作るんだー」と口々に話す子どもたちに、小さい子を思う優しい気持ちが育っている事を嬉しく思いました。
 お団子をバケツに移し、潰してから重石を乗せると、子どもたちはバケツを持ってみたくなったようなので、一人ずつ回して持ちました。重量挙げの様に頭の上まで持ち上げる子ども、重くて四苦八苦する子どもなどそれぞれでしたが、重さ3.5キロだったので「丁度みんなが生まれた時の重さだね」と大きく成長した事を喜びました。重石を置いて蓋を閉めた後はバケツにお絵かきをして、そらぐみの印を付けました。
 記念撮影では「おいしくなーれ」とみんなで魔法をかけると満足そうな子どもたちでしたそのままバケツを子どもたちみんなと一緒に給食室まで運んで終了となりました。出来上がりは秋頃の予定なので、収穫感謝祭の時にはきっと美味しい味噌を使ったお料理が作れると思います。
(YMCAとつか乳児保育園 力丸雄司)