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YMCAとつか保育園・4歳児クラス味噌作り】
2月20日(火)に4歳児「きりん組」クラスでは食育活動として「味噌作り」を実施いたしました。いつもおいしいお昼の給食やおやつを作ってくれる給食室スタッフの方が味噌のお話やつくり方についてわかりやすく教えてくれました。
味噌の中には目に見えない麹菌が入っていて、美味しい味噌を作りだしてくれるという発酵のお話に子どもたちは真剣に耳を傾けてくれました。
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お味噌は大豆と米麹と塩で作られています。 |
いよいよ味噌作りがスタートです。まずはじめに、カチカチの乾燥大豆と味噌を見比べてもらいました。お味噌にするには、前日から14時間水につけて給水させ、その後3時間似た大豆をビニール袋に入れて潰します。同じ大豆なのに料理する前と後の大豆を触ってみて、ずいぶん柔らかさが違うことを改めて感じてもらいました。
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大豆って固いね~!
袋の外から揉んだり、たたいたりしながら茹でた大豆を潰します。「あったかいね!」「いいにおい!」「気持ちいい!」と、大豆の甘い香りに癒され気味の子どもたち。潰すのに必死で袋が破れてしまうというハプニングの起きたグループもありましたが、みんなとても上手になめらかに潰してくれました。
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とんとん、もみもみ…!上手にできているかな? |
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潰した大豆と麹をよく混ぜ合わせます。
さて、ここからお楽しみのお団子作りです。麹と大豆をよく混ぜ合わせたものをハンバーグの要領で空気を抜きながらお団子状にしていきます。みんなの手のひらサイズのかわいいお団子がいっぱいできました。しわ一つないきれいなもの、さらにミニサイズのもの、みんな楽しそうに作ってくれました。
上手にできるかな?
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見て見て、ぼくの味噌だんご! |
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完成です! |
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樽にしまって、「おいしくなあれ!」のおまじないをしました。 |
仕込んだお味噌は4ヶ月たった頃に、「切り返し」といってしゃもじなどで全体的に混ぜ合わせます。底と上部の発酵の進み具合を均一にし、おいしい味噌に仕上げます。そして9~10ヶ月たった頃に食べ頃になるので、それまではしばらくの間お休みです。
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今度の秋になるまで待っててね! |
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おいしくできあがりますように! |
きりんぐみのお友だちに会うと「いつできるの?」「今どこにあるの?」「もう食べられる?」と好奇心いっぱいの顔で聞いてくれます。みんなの魔法が効いておいしい味噌ができあがるのが今からとても楽しみです。
(YMCAとつか保育園給食室 黒川桂子)