2023年2月24日金曜日

"いじめのない社会へ” ピンクシャツデーの取り組み

YMCAとつか保育園  ピンクシャツデーのご報告】

2023年2月22日水曜日は、ピンクシャツデーの日でした。

ピンクシャツデーは、2007年にカナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。ある日ピンクのポロシャツを着て登校してきた少年がいじめられてしまい、それを聞いた先輩がインターネットで「明日、一緒に学校でピンクのシャツを着よう」と呼びかけたことで賛同した数百名の生徒がピンクシャツや小物を身につけ登校し、いじめが自然となくなったそうです。そのエピソードがSNS等で広まり、今では世界70カ国以上でいじめに反対する活動が行われています。カナダでこの出来事があった日が2月の最終水曜日だった為、横浜YMCAでは2月の最終水曜日を私たちもいじめについて考える1日としています。とつか保育園でも、2月からチラシやポスターを貼り、ピンクシャツデーについて多くの方に、広く知って頂けるようにしてきました。

 乳児クラスでは、各クラスでピンクシャツデーの出来事の紙芝居を読みました。


             お話にじっと耳を傾ける子どもたち





 幼児クラスでも紙芝居を読みました。



           さすが、幼児さん良い姿勢で話を聞けていますね。


紙芝居を読んだ後、「ピンクの洋服を着ていって、お友だちにからかわれたら、みんなはどんな気持ちがするかな?」と話をすると、「かなしい・・・」「やだ」「ないちゃう」等の言葉が多数かえってきました。
保育者からは、とつか保育園では毎月最終水曜日にピンクシャツデーの出来事を忘れないようにピンクのTシャツを着る取り組みをしていることや、「みんなの顔が一人ひとり違うように、好きな色が違ったり、みんなが大事にしている物も違うよね、自分にとって大事な物や大切な家族のことをからかわれたりしたらいやだよね。」「みんな一人ひとり良いところがあって、お友だちの素敵なところを沢山みつけられるといいね。」というお話をしました。

           最後にピンクのお洋服を着てきたお友だちとパチリ。

子どもたちがお互いを思いやり、優しい気持ちをいつまでももち続けられますように。
そして、世界での命を奪うような争いが1日も早くなくなる世の中になりますようお祈りしたいと思います。       
                           
                 幼保連携型認定こども園とつか保育園 勝俣