先月はぞうぐみ(5歳児)と平和について考える機会を持ちました。
題材にしたのは『へいわってどんなこと?』という一つの絵本。
絵本を読んでいる子どもたちの表情は真剣そのもの。
戦争のページを開くと暗く悲しそうな表情を見せ、平和のページでは穏やかで優しい表情を見せていた子どもたち。
読んだ後に戦争って?平和って?と問いかけ、子どもたちの素直な言葉を聞いてみました。
戦争については「こわいこと」「ごはんがたべられなくなる」「おうちのひととあえなくなるからいやだ」「おとながけんかしなければいいのに・・」など、様々な意見が・・・
その中でも「たたかっても、なかなおりすればいいのに」というある子の言葉が印象的でした。
平和ってどんなこと?と聞いてみると「ごはんがたべられる」「ほいくえんであそべる」「うたをうたえる」「おうちのひとといっしょにいられる」と率直な意見が出てきました。
子どもたちなりに色々とイメージを巡らせている様子で、改めて今現在の生活の大切さや、戦争は絶対にしてはいけないということを考える貴重な時間となったのでした。
私たち大人は、この子どもたちの笑顔を曇らせることのないよう、これからも平和を強く願い、意識していくことを誓います。
(YMCAとつか保育園 村上 優子)